国産紅茶の 雅紅茶(MIYABI Black Tea)

【風と土と縁】猿島紅茶(さしまこうちゃ)のテロワールをめぐる旅

猿島紅茶は、関東平野の西端――茨城県西部・猿島台地で吹く乾いた北寄りの風、鬼怒川と利根川が運ぶ肥沃な土、そして生産者と私たちを結ぶ不思議なご縁から生まれます。
風と土と縁。この三つが交差する場所で育った茶葉は、穏やかな甘みと奥行きのある香りを宿し、カップの中でそっと物語を広げます。

※以下画像はイメージです。

目次

風 ─ 茶畑を抜ける乾いた風

■利根川・鬼怒川が生む河川風

・春:昼夜の寒暖差をほどよく調整し、新芽に厚みと甘みをもたらす

・夏:湿度を帯びた南風が葉をやわらかくし、発酵に適した水分量を確保

■霜よけの黒い防霜ファン

・茶畑のシルエットは“猿島の風景詩”。北東の冷気を攪拌し、芽を守る

風は見えないけれど、香りを運び、畑に表情をつくる。

土 ─ 肥沃な台地が育む旨み

猿島紅茶の茶畑が広がるのは、関東平野の西端。火山灰由来の関東ローム層と、鬼怒川や利根川が運んだ沖積土。このふたつの土壌が重なることで、水はけのよさと適度な保水力という、相反する性質が絶妙なバランスで共存しています。

地中深くまで根を張る茶の木は、豊富なミネラルと微生物に恵まれたこの土壌から、奥行きのある旨みと自然な甘みを吸い上げます。とくに発酵の過程で、茶葉の中に“蜜”のような香りや、焼き菓子のような穏やかなコクが生まれるのも、この土のなせる技。

大地は記憶を抱えた抽出装置。
その一杯に、幾年もの風と雨の物語が溶け込んでいます。

縁 ─ 人と人、時代をつなぐコミュニティ

茶の香りには、人と人とをやさしく結びつける力があります。畑で芽を育てる人、摘み取る人、仕立てる人、淹れる人、味わう人。それぞれの手から手へ、時を超えて受け継がれる思いがあります。

猿島の地でも、紅茶づくりはいつも人の縁に支えられてきました。かつて緑茶の産地であったこの地が、和紅茶という新たな可能性を拓いたのも、土を信じ、未来を想い、手を携えて歩んできた人びとの力によるものです。

最近では、茶畑を訪れる家族や学生たちが、摘み取りや製茶を体験する機会も増え、地域のなかでお茶が再び暮らしに寄り添う存在となっています。お茶を通じて生まれる出会いと学び、そして温かな記憶。それらは、未来へと続く大切な“ご縁”のひとつです。

ひとくちの紅茶が、誰かの時間と重なり、
心をほどく小さな縁(えにし)になりますように。

“ミルクティーに合う和紅茶”の真骨頂

猿島紅茶は、その豊かなコクと香ばしさから、ミルクティーとして味わうことで真価を発揮します。おすすめは、濃いめに抽出した紅茶と温めたミルクを「2:1」の割合で合わせること。丸みのある口あたりと優しい余韻が、心までやわらかく包み込んでくれるようです。

アイスティーで楽しみたいときは、熱湯でしっかり抽出した後、氷で一気に急冷する「ホットブリュー」がおすすめです。水出しでは香味が立ちにくく、猿島紅茶特有の芳醇な香りや味わいが十分に表現されないため、急冷によって風味を閉じ込める方法が最適です。

お茶の時間をもっと豊かにしてくれるのが、お菓子との組み合わせ。ビターチョコレートの深い苦味は紅茶の甘みを引き立て、ショートブレッドやスコーンのバター感は、茶葉のコクと見事に調和します。ミルクティーには、ほんのり甘い焼き菓子がよく合い、午後のひとときを贅沢に演出してくれます。

淹れ方ひとつ、合わせるお菓子ひとつで、
同じ紅茶がまったく違う表情を見せてくれる。
それもまた、猿島紅茶という縁の楽しみ方です。

雅紅茶は、和紅茶(国産紅茶)専門ブランドです。
https://miyabi-blacktea.com/

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